〜名古屋市交通局・6000系〜

6000系

6000系6108F
1998/12/26、新瑞橋にて

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 桜通線は、名古屋市交の中でも最も新しい路線です。都市計画6号線として建設されました。 最初に開業したのは1989年のことで、中村区役所〜今池間でした。その後1994年に現在の 野並まで延伸して現在の形になっています。
 この路線はATO併用のワンマン運転がされており、島式ホームに対応するために運転台は右側に配置され ています。また列車映像伝送装置も搭載されています。
 6000系は架空線集電方式のVVVF制御車で、登場年度は1987(昭和)62年度であり、名古屋市交では初の VVVF車となりました。この車両の検査については鶴舞線の車両基地を使用しているため 鶴舞線とは丸の内付近で線路がつながっています。スペック的には3050系とほぼ同じで、 制御装置の元設計も3050系と同じ三菱と思われます。開業当時は2M2Tの4連でしたが、野並延伸時に M車が1両増結され、3M2Tとなっています。車体はステンレス製で路線カラーの赤と白色を組み合わせた 帯が巻かれています。車内の座席はエンジ色、貫通扉上にはLED案内表示器が設置されています。
 なお、この桜通線の駅はすべて島式ホームであるため、制御装置など床下を観察することが できませんが、VVVF装置の形は3050系と同じであると思われます。

走行音[ntb6000a.ra/173KB]
収録区間:桜通線 桜山→瑞穂区役所(1998.12.26)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO初期型)
※野並方先頭車で収録すると、このように普通の音が聴けます。音から元設計が三菱 であることが分かると思います。
走行音[ntb6000b.ra/170KB]
収録区間:桜通線 国際センター→丸の内(1998.12.26)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※中村区役所方から2両目と3両目の中間で取ると、両車の音がずれて聞こえます。 3両目の6300は後から増結された車両ですが、メーカの違いからなのか、それとも時期の 違いによるものなのか、こうしてずれて聞こえます。この現象は6000系すべての編成で 聴けるようですので、どうやら時期の違いによるものなのではないかとも思うのですが、 収録した編成は6118Fですから、最初から5連で増備された編成です。…ということは、 メーカでも違うのでしょうか?まさか、メーカ同士の不協和音…?

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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」1998年6月号
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」

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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年1月29日 最終更新:2009年1月25日
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