〜南海電気鉄道・2000系〜

2000系

2000系2192以下6連
1999/03/14、新今宮にて

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※前ページの写真は2000系2194、難波にて。(1998/04/07)


 2000系は従来からの21000系を置き換えるために1990年初頭に登場した、高野線極楽橋 乗り入れ用の17m車です。南海初のVVVF車で、オールM車という重装備の車両です。 現在では極楽橋への急行はすべて同系列で運転されています。
 VVVF装置は日立GTOで1C8M制御、主電動機は東洋電機製100KWのものです。VVVFとしては 比較的初期のもので、実際音もそうなりますが、主電動機出力が小さいため1C8Mにできたの でしょう。起動時の音の変わり方は、相当凄いものがあります。 この形式は回生制動を持っていますが、近鉄5200系のように自車に抵抗器は積んでおらず、 列車密度が低い線区では回生失効に備えて地上側に回生電力吸収装置を設けています。
 1997年4月現在、4連9本と2連14本が在籍していて、ラッシュ時には長編成の列車も 見られます。

VVVF装置
2000系のVVVF装置です。日立GTOで1C8M制御です。
2031、新今宮にて。(1999/03/14)

走行音(回生制動)[ner2000b.ra/249KB]
収録区間:高野線 河内長野→三日市町(1999.2.26)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(日立GTO・1C8M制御)
主電動機:100kW(TDK6310-A型、歯車比85:14=6.07)
※走行音はVVVFとしては比較的初期のものですが、これだけ変調の回数が 多いのも珍しいです。このファイルは回生制動が働いている時のものです。
走行音(空気制動)[ner2000c.ra/238KB]
収録区間:高野線 紀見峠→林間田園都市(1999.2.26)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※こちらは回生制動が働かず、空気制動で減速している時の音です。 まるで釣り掛け車の減速を思わせるような「シャー」という音がよく 聞こえてきます。

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★このページの参考資料:
  ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年6月24日 最終更新:2009年1月25日
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