〜南海電気鉄道・8000系〜
8000系は1975(昭和50)年に登場した電機子チョッパ制御車で、登場時は4連でした。2年後に2両を
増結した6両編成となりましたが、経済性などの面からこれ以上増備されることはなく、6連1本のみの
存在でした。車体は6200系と同一で、他車と併結ができないことから電気連結器がないくらいしか
違いは見出せません。電機子チョッパ制御であることから回生制動が可能で、また主抵抗器を搭載して
いないのが特徴です。 1編成のみの存在で維持費が高く、またチョッパ自体の寿命が見えてきたと思われ、2000年度に 抵抗制御車に改造することが決定、2000年9月から改造工事に入っています。改造後は6200系に編入される 模様で、8000系は形式消滅することになりました。 |
8000系のチョッパ装置です。三菱製でした。
8003、林間田園都市にて。(2000/02/26) |
8000系の車内です。一般車と同様の車内でした。
8001、難波にて。(2000/02/26) |