〜西日本鉄道・300形〜
宮地岳線を走る300形はもともと大牟田線で走っていたのを転籍した車両で、大牟田線時代は303・308形を
名乗っていたようです。1978(昭和53)年に2連2本が、1986(昭和61)年に3連4本が転籍しています。現在は
モ310号車の廃車により、2連3本+3連3本の陣容です。 入線時期により取り替えた台車・主電動機が異なりかなり複雑になっていますが、現在では主電動機は つりかけ式のMT-7(100kW)やMT-15(104kW)、車体更新工事を行なった編成ではJRのMT-54と同一の日立HS-836-Frb (120kW)になっているほか、台車はつりかけ車についてはTR-22動力台車およびTR-14付随台車、更新車については FS-342台車になっています。 また前面も非貫通・貫通車それぞれが在籍し、やや複雑なグループとなっています。 |