〜西日本鉄道 6000・6050形〜

6000形

6000形・6002F
2001/09/04、天神大牟田線薬院にて

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 6000形は1993(平成5)年から導入した車両で、西鉄では初めての4扉車両となりました。また5000形との 併結を考慮せず、システムについては大幅に見直しを行っている車両でもあります。車両性能そのものに ついては8000形を踏襲しています。
 6000形については製造初年に4連6本+3連3本の合計30両が登場した時点で打ち止めとなり、1995(平成7)年の 新造車については制御装置にVVVFインバータ制御装置を採用した6050形に移行しています。制御装置には 三菱製の4500V-GTOサイリスタ素子を使用した1C4M2群制御を採用し、主電動機は165kWのMB-5058が採用され ました。6050形は1997年度までに4連5本+3連1本の23両が投入されましたが、2000年3月に増備車3連1本 を投入する前の1999年10月〜2000年2月にかけて、4両編成(2M2T)のM1車および3両編成(2M1T)のM車2両から モータを1台ずつ撤去する工事が行なわれています。起動加速度を在来車にあわせるためなのだろうと思いますが、 抜いたモータは増備車に流用でもしたのでしょう。モータを抜いた後は若干加速が悪くなっているようです。

6050形VVVF制御装置
6050形のVVVF装置です。こちらは1相分で、反対側に2相分が見えます。
6351、薬院にて。(1999/03/01)

6050形車内
車内の様子です。これは6050形のものですが、6000形も同一デザインです。
6251、大牟田にて。(2001/09/02)

6000形走行音[nst6000a.ra/346KB]
収録区間:天神大牟田線 味坂→端間(2001.09.02)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(ABFM-188-15MDHF型)
主電動機:135kW(MB-3189-B型、歯車比83:18=4.61)
※西鉄では一番スピードが出せる区間での収録です。駅間が最も長いのですが、同時に西鉄屈指の撮影 名所でもあるようです。
6050形走行音(現在)[nst6050b.ra/227KB]
収録区間:天神大牟田線 銀水→東甘木(2001.09.02)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO、1C4M+1C3M制御、MAP-178-15V44A型)
主電動機:165kW(MB-5058-A型、歯車比101:16=6.31)
※現在の走行音です。1個モータを抜いたせいか若干加速が悪くなっており、非同期音が少し伸びている ような感じです。
6050形走行音(以前)[nst6050a.ra/197KB]
収録区間:天神大牟田線 薬院→平尾(1999.03.01)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO、1C4M2群制御、MAP-178-15V44A型)
主電動機:165kW(MB-5058-A型、歯車比101:16=6.31)
※モータを抜く前の走行音です。加速自体は結構良さそうです。

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★このページの参考資料:
 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1999年4月号臨時増刊「特集・西日本鉄道」
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年9月18日 最終更新:2009年1月25日
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