〜西日本鉄道・600形〜
(宮地岳線用)
宮地岳線の600形は、大牟田線への8000形導入を期に宮地岳線車両の近代化を目的として転籍された もので、1990(平成2)年から1991(平成3)年にかけて合計11両が転籍しています。しかし、大牟田線は 軌間1435mmの標準軌、宮地岳線は軌間1067mmの狭軌とゲージが異なるため、転籍にあたっては台車と 主電動機の交換が行なわれています。当初は120形(現在消滅)が使っていたTS-301台車・SE-518主電動機 (ともに東急5000系のもの)を使用していましたが、保守に費用がかかるようになってきたために取替えを 行ない、台車は西武701系のFS-342台車へ振り替え、主電動機は1C4M用の手ごろなものが見つからなかった ために新製して120kWのTDK-8066主電動機に振り替えられています。主電動機取替えによって容量に余裕 ができたとのことで、弱め界磁および発電制動が使用されるようになっています。 |
600形の車内です。3扉ロングシートです。 606、津屋崎にて。(2001/09/04) |