〜西日本鉄道・8000形〜
8000形は1989(平成元)年に福岡で開催されたアジア太平洋博覧会に合わせて投入された特急型車両で、
6連6本が一気に投入され2000形に代わり西鉄の看板車両となった形式です。運用開始は同年の3月10日と
なっています。 この車両の大きな特徴として、大型曲面ガラスを2枚使用した前面、運転席後ろの大型の側窓が挙げられます。 また車内もバケット型転換クロスシートや横引きカーテン、LED案内表示器など料金不要の車両としては 豪華な造りとなっています。 足回りは在来車のものを踏襲し、制御装置・主電動機・駆動装置などは5000形と基本的に同一ですが ブレーキ装置のみ西鉄初の電気指令式ブレーキを採用しています。 8000形は主に福岡(天神)〜大牟田の特急に使用されていますが、ラッシュ時に関しては特急運用を 5000形や6000形に譲り、天神大牟田線や大宰府線の普通運用に入っています。 |
8000形は2扉転換クロスシートです。横引きカーテン、前展望…なかなか豪華です。 8022にて。(2001/09/04) |