〜小田急電鉄・1000形1081F〜

1000形8両固定

1000形1081
1998/02/16、海老名にて

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 8両固定編成は近郊区間各停の混雑緩和を目的に投入されていますが、1000形では1992年に投入 された1081Fのみという「虎の子」的存在です。しかも1000形のノーマル編成とは仕様がかなり 異なるという、ある意味試作的要素を入れたような車両になっています。
 まず、10両固定編成ではすべての扉上に設置されているLED案内表示器はマップ式案内表示器と ともに千鳥配置となりました。また通勤車では初めて自動放送装置が搭載され、登場当時のソフト には始発駅と自社線・他社線乗換駅では英語放送が入っていました。現在は英語放送はなくなって いますが、ここでは英語放送をお聴きいただけます。またドアチャイムが設置されています。
 乗務員室内には液晶式の車掌用モニタ装置が設置され、室内温度や湿度、乗車率が一目で分かる ようになっています。なお10両固定編成と同様に分割併合が不要なことから、自動解結装置や 電気連結器は積まれていません。

LED案内装置

マップ式路線図
1081Fの扉上にはLED案内表示器とマップ式の路線図が千鳥配置で設置されています。
上下とも1081にて(1999/02/10)

走行音[oer1080d.ra/150KB]
収録区間:小田原線 南新宿→参宮橋
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO初期型)
※この編成は1000形唯一の8両固定編成です。1000形では唯一、自動放送装置を搭載している 編成でもあります。ここがノーマル車との大きな違いです。
自動放送(現在)[oer1080c.ra/253KB]
収録区間:小田原線 新宿→南新宿
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※1081Fの登場時には、自動放送に英語放送が入っていました。下のファイルとの比較のために 現在のものを掲載しています。新宿の発車番線・種別・行先とも同一です。
自動放送(過去)[oer1080a.ra/246KB]
収録区間:小田原線 新宿→南新宿
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※英語放送は、始発駅発車直後と自社線・他社線との乗換駅到着前に入っていました。 このファイルは、過去の新宿発車時のものです。現在では聞くことのできない貴重なものに なっています。
自動放送(過去・海老名)[oer1080b.ra/43KB]
収録区間:小田原線 座間→海老名
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※乗換駅到着前の自動放送のうち、海老名到着前のものを掲載しました。英語放送の方ですが、 発音があまり良くないということで、英語圏の人に通じなかったというエピソードがあるみたいです。

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★このページの参考資料:
  小田急電鉄広報誌「おだきゅう」
  小田急電鉄会社要覧
  交友社「鉄道ファン」1999年2月号
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年2月10日 最終更新:2009年1月25日
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