〜小田急電鉄・1000形1081F〜
8両固定編成は近郊区間各停の混雑緩和を目的に投入されていますが、1000形では1992年に投入
された1081Fのみという「虎の子」的存在です。しかも1000形のノーマル編成とは仕様がかなり
異なるという、ある意味試作的要素を入れたような車両になっています。 まず、10両固定編成ではすべての扉上に設置されているLED案内表示器はマップ式案内表示器と ともに千鳥配置となりました。また通勤車では初めて自動放送装置が搭載され、登場当時のソフト には始発駅と自社線・他社線乗換駅では英語放送が入っていました。現在は英語放送はなくなって いますが、ここでは英語放送をお聴きいただけます。またドアチャイムが設置されています。 乗務員室内には液晶式の車掌用モニタ装置が設置され、室内温度や湿度、乗車率が一目で分かる ようになっています。なお10両固定編成と同様に分割併合が不要なことから、自動解結装置や 電気連結器は積まれていません。 |
1081Fの扉上にはLED案内表示器とマップ式の路線図が千鳥配置で設置されています。
上下とも1081にて(1999/02/10) |