〜小田急電鉄・1000形各停 海老名〜
小田急には「本厚木発海老名行き」という列車がありました。 1991年3月改正から1994年3月改正までのわずか3年間の間、平日に本厚木1712→海老名1716 で1本だけわずか2駅間の列車が設定されていました。海老名には車両基地があることから 海老名どまりの列車はありそうなのですが、現在は急行の増解結しかされておらず、前面で 「海老名」の表示を見ることは普段はできません。 当時運転されていたのは千代田線直通運用から帰ってきた折り返しの列車で、1000形 10両固定が入りました。終点の海老名では始発(現在では列車単独の始発も存在しない)の 各停新宿行きに接続していました。この各停はこの時間としては珍しく成城学園前まで 後の急行に逃げ切るという珍しい列車でした。 「各停 海老名」を見ることができるのは、毎年8月の第1土曜日に行なわれる厚木の鮎まつり 大花火大会の日のみです。このときだけは回送のスジを使用して海老名行きの列車が大量に 運転されます。 ここでは、本厚木〜海老名間を2つのファイルに分割して掲載しています。現在では花火大会の ときでも聞くことができない「海老名行き」の自動放送が貴重です。 |