〜小田急電鉄・3000形〜

3000形

3000形・3251×6(試運転列車)
2001/10/23、開成〜栢山間にて

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※前ページの写真は、3251×6、大和にて。(2002/02/10)


 3000形はポスト2000形として4年間導入の検討が行なわれてきた小田急最新型の通勤車です。2001年度に 6両編成×4本の24両が投入され、第1編成が2002(平成14)年2月10日より営業運転を開始しています。
 ドア幅は2000形を引き継いで1600mmを基本としていますが、車体は2600形以来続いてきた裾絞り形状を やめたほか、前面は2200形以来となる非貫通構造、さらに冷房装置は初の集中式と外観は大きく変化して います。
 制御装置は三菱電機製IPMで、停止時0.7km/hまで回生制動が有効な純電気ブレーキを搭載しているのが 大きな特徴です。6両編成では4M2Tですが、実質MT比を1:1にするために1C2M3群制御となっています。また 滑走防止装置を採用してフラット発生の防止策も図られています。さらにブレーキ読み替え装置を搭載し、 在来車との併結も可能です。
 まずは2600形の代替となる模様で、これから急速に勢力を拡大していくものと思われます。

3000形VVVF装置
3000形のVVVF装置です。三菱IPMの1C2M3群制御で、山側に2ユニット・海側に1ユニットを 見ることができます。
3201、海老名電車基地(公開時)にて(2001/10/07)

3000形車内
3000形の車内です。扉回りが木目調であることが最大の特徴でしょう。
3201、片瀬江ノ島にて(2002/02/10)

営業運転開始!
3000形の前面は種別・行先が同一のLED画面に表示されます。各停・片瀬江ノ島ですと こんな感じです。
大和にて(2002/02/10)

走行音[oer3200a.ra/224KB]
収録区間:江ノ島線 南林間→中央林間
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IPM・1C2M3群制御)
主電動機:180kW(MB-5092-A形、歯車比99:14=7.07、WN駆動)
※制御装置は三菱IPMですが、営団05系8次車のタイプではなく都営6300形3次車タイプの音になりました。 新京成・南海に次いで3社目の純電気ブレーキ搭載車になりましたが、ドアが開く寸前まで回生制動がかかっている のが分かるかと思います。駆動方式はWNですが、2000形と比較して高速惰性時の音がかなり改善されています。

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★このページの参考資料:
 小田急3000形オリジナル下敷き
 交友社「鉄道ファン」2001年12月号など
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2002年2月11日 最終更新:2009年1月25日
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