〜札幌市交通局・6000系/8300形〜
東西線の開業時から走っている形式です。開業当初は4連で運転していましたが、1982年の
白石〜新さっぽろ間延伸に合わせて6連に増強されました。18m車体3扉で、MT比は3M3Tです。
なお、冷房装置は搭載されていません。集電方式は南北線の第3軌条・直流750Vに対し、東西
線では架空線式・直流1500Vとされました。ATOを装備しているため、車庫内では自動運転を行
なっています。制御方式は電機子チョッパ方式となっています。 1999年2月の琴似〜宮の沢延伸開業に向けて、編成を7両に増強することになり中間車を増備 しましたが、この車両だけVVVFインバータ制御となり、8300形が付けられました。VVVF装置の メーカは日立と三菱の2種類存在します。VVVFの素子はIGBTですが、8000系とは異なりこちらは 従来の3レベルインバータを使用しています。なお、この8300形は6000系編成の宮の沢方から 3両目の位置に連結されています。 |
8300形のVVVF装置(三菱)。
8300形には三菱と日立の2種類の制御装置があります。
左・8323、大谷地にて(1998/09/12)
右・8321、南郷18丁目にて(2000/07/26)
6000系およびその増結車である8300形の車内です。8300形の車内は8000系と同一となっています。 左・6421、宮の沢にて(2000/07/26) 右・8321、宮の沢にて(2000/07/26) |