〜札幌市交通局・8000系〜
1999年2月に予定されている、東西線琴似〜宮の沢間の延長開業に備えて、1998年8月18日
に営業運転を開始した新形式車両です。南北線用として投入されている5000系をベースとし
て車内のアコモデーションはそれに準じる形になっています。車体は18m3扉(開口幅1400mm)
で、最初から7両編成で登場しました。MT比は3M4Tで、1998年度に7連2本が登場しています。 編成番号は6000系の通し番号とされ、8125F・8126Fとなっています。 8000系のVVVF装置のメーカは東芝となっており、8300形同様、VVVFの素子にはIGBTが使われて いますが、8000系は国内の鉄道車両では初と思われる2レベル・3300VのIGBT-VVVFを採用している のが特徴です。8000系は4輪独立懸架のボギー台車であることから、1台車 に70KWの電動機4個を搭載し、この4個のモータを駆動する1C4Mのインバータが使われていま す。1C4Mを2群にして一つの箱に納めた構造になっています。 |
8000系のVVVF装置(東芝)。
1C4Mの2群が1つの箱に納まっています。
8225、大谷地にて。(1998/09/12)
8000系の車内です。ブラウン系の座席モケットが使われています。 8225、宮の沢にて(2000/07/26) |