〜札幌市交通局・8000系〜

8000系

8125以下7連
1998/09/12、琴似にて

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 1999年2月に予定されている、東西線琴似〜宮の沢間の延長開業に備えて、1998年8月18日 に営業運転を開始した新形式車両です。南北線用として投入されている5000系をベースとし て車内のアコモデーションはそれに準じる形になっています。車体は18m3扉(開口幅1400mm) で、最初から7両編成で登場しました。MT比は3M4Tで、1998年度に7連2本が登場しています。
 編成番号は6000系の通し番号とされ、8125F・8126Fとなっています。 8000系のVVVF装置のメーカは東芝となっており、8300形同様、VVVFの素子にはIGBTが使われて いますが、8000系は国内の鉄道車両では初と思われる2レベル・3300VのIGBT-VVVFを採用している のが特徴です。8000系は4輪独立懸架のボギー台車であることから、1台車 に70KWの電動機4個を搭載し、この4個のモータを駆動する1C4Mのインバータが使われていま す。1C4Mを2群にして一つの箱に納めた構造になっています。

8000系VVVF装置(東芝)
8000系のVVVF装置(東芝)。
1C4Mの2群が1つの箱に納まっています。
8225、大谷地にて。(1998/09/12)

8000系車内
8000系の車内です。ブラウン系の座席モケットが使われています。
8225、宮の沢にて(2000/07/26)

走行音[stb8000a.ra/195KB]
収録区間:東西線 琴似→二十四軒(2000.07.26)
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝IGBT・2レベル3300V)
主電動機:SEA-374(70kW)、4個並列2群接続
※VVVFの非同期音が非常に静かなのが特徴です。車内が空いていて静かでないと 思い通りの走行音は収録できないと思います。

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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」1998年11月号
 ジェー・アール・アール「私鉄編成表」

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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1998年12月13日 最終更新:2009年1月25日
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