〜札幌市交通局・8510形〜
8500形は330形以来、実に27年ぶりの完全新製車となった形式で、1985年に登場し2両が投入
されました。札幌市交では初めてのVVVFインバータ制御車となりました。VVVF装置のメーカは
三菱で初期のものです。1台車1電動機方式が取られていて、60KWの電動機を1C2M制御で駆動し
ています。 8510形は1987年に2両が登場した8500形の増備車で、車体構造が若干変更になっていますが、 他のところには変更点はありません。翌1988年登場の増備車8520形2両をもって、8500形系列 の増備は終了しています。 |
8510形のVVVF装置はこの車体床下です。
8500系列はすべて三菱の逆導通サイリスタです。
8512、すすきのにて。(1998/09/12)
8510形のVVVF装置を覗き込むとこんな感じです。
横方向に設置されているのが分かると思います。
8512、すすきのにて。(1998/09/12)