〜札幌市交通局・8510形〜

8510形

8512号車
1998/09/12、すすきのにて

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 8500形は330形以来、実に27年ぶりの完全新製車となった形式で、1985年に登場し2両が投入 されました。札幌市交では初めてのVVVFインバータ制御車となりました。VVVF装置のメーカは 三菱で初期のものです。1台車1電動機方式が取られていて、60KWの電動機を1C2M制御で駆動し ています。
 8510形は1987年に2両が登場した8500形の増備車で、車体構造が若干変更になっていますが、 他のところには変更点はありません。翌1988年登場の増備車8520形2両をもって、8500形系列 の増備は終了しています。

8510形VVVF装置1
8510形のVVVF装置はこの車体床下です。
8500系列はすべて三菱の逆導通サイリスタです。
8512、すすきのにて。(1998/09/12)

8510形VVVF装置2
8510形のVVVF装置を覗き込むとこんな感じです。
横方向に設置されているのが分かると思います。
8512、すすきのにて。(1998/09/12)

走行音[sp8510a.ra/146KB]
収録区間:行啓通→静修学園前(1998.09.12)
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱逆導通サイリスタ)
主電動機:MB-5016A(60kW×2)
※札幌市交の市電は、あまりスピードを出さないでゆっくりと走ることが多いようです。 すすきのからロープウェー入口までは、あまり飛ばしませんでした。ロープウェー入口から 西4丁目までは結構飛ばしてくれた区間がありましたが、乗客が多く残念ながら収録することが できませんでした。
このファイルでは発車する前に1度、非同期の音が聞こえてきます。三菱の逆導通サイリスタ ということで、かなり初期の音が聞こえてきます。

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★このページの参考資料:
 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1991年11月号、1997年10月号
 交友社「鉄道ファン」1995年8月号、1998年8月号
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」

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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1998年12月13日 最終更新:2009年1月25日
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