〜相模鉄道・9000系〜

9000系

9000系9705
1998/09/07、横浜にて

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※前ページの写真は、9701F9701、横浜にて。(1998/09/07)


 6000系電車の代替として、1993年1月に登場しました。この車両は東急車両製で、今まで改造車のみ 扱ってきた相鉄としては初の東急製完全新造車です。これは社内的な事情によるものとされていますが、 改造する車両がなくなった現在では、東急車輌との関係を維持するための措置であるとも取れそうです。
 9000系は8000系と同様の車両と扱っているため、サービスレベルはすでに出ていた8000系と 変わりませんが、先頭部のデザインが異なり、またアルミ車ながらもカラー塗装がされているので 8000系と印象はまったく異なります。登場当初はもっと白い色でしたが、現在は保守の面から ライトグレーの塗装に変更となっています。海老名方から3両目と6両目はセミクロスシートです。
 VVVF装置はGTO素子の東洋電機製です。接続形態は1C8Mとなっています。音は後期型ですが、 相鉄はすべての営業車両の駆動方式が直角カルダンなため、かなり低いうなりを上げるのが特徴です。 高速時でも低い唸りが聞くことができるのが相鉄の特徴なわけです。
 1995年増備の第3編成から行き先方向幕がLEDになり、1996年増備の第4編成からは車内のLED案内 表示器が変更になり、妻面2ヶ所から扉上の千鳥配置になりました。また3行表示だったものが 1行表示のものになっています。このときからドアチャイムも付けられています。現在、10連6本が 在籍しています。最新車の9706Fにはシングルアームパンタが全電動車に搭載されています。

9000系VVVF装置
9000系のVVVF装置です。東洋GTO標準型で、1C8M制御となっています。
9118、JR相模線・厚木(甲種輸送時)にて。(1999/02/10)

走行音[sgm9000a.ra/192KB]
収録区間:本線 星川→和田町
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機GTO、ATR-H8180型、1C8M制御)
主電動機:180kW(TDK-6140-A1型、直角カルダン駆動、歯車比49:9=5.44)
※変調音自体はあちらこちらにある東洋GTO標準型のものと同じですが、 加速時にくる「グググッ」という(おそらく)ベベルギアからの音は直角カルダン駆動 そのものといった感じでなかなか重厚な音を出してくれます。

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★このページの参考資料:
 弘済出版社「鉄道ダイヤ情報」1996年9月号
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年2月13日 最終更新:2009年1月25日
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