〜横浜市交通局・2000形〜
1985年の1号線・上永谷〜舞岡、3号線・横浜〜新横浜延伸に備えて1984年に登場した
車両です。 1985年の延伸のときには1次車6連1本、2次車6連6本の合計7本42両が投入され、また1987年の 戸塚延伸のときには6連2本が投入され、現在は6連9本54両の陣容となっています。制御方式には 回生制動付きの電機子チョッパ制御が用いられ、台車は初めてボルスタレス台車が採用されてい ます。非常口はオフセットとなりました。車体はオールステンレスです。 室内はロングシートで、3000形や1000形更新車に見られる先頭車両の車椅子スペース及び ボックスシートは設けられていません。また扉上の案内表示器も設置されていません。 この2000形の側窓は一段下降式となっていますが、メーカ落成前にJR(当時は国鉄)205系の 量産先行車と並んでいたところを比較され、2000形の方が側面の外観がすっきりしていること から、205系の量産車は一段下降式の窓に決断させたというエピソードが残っています。 |