〜横浜市交通局〜


 横浜に地下鉄が開業したのは、1972(昭和47)年12月16日のことで、国内では5番目に 開業した地下鉄になります。当初は名古屋に次いで4番目の地下鉄ということになるはず だったのですが、工事の遅れなどから札幌市交通局に先を越され、札幌から1年遅れての 開業でした。
 現在は1号線・3号線の2路線があり関内でつながっていますが、実際にはすべての列車が 直通運転を行ない、両路線は一体のものとして扱われています。1号線は関内から横浜の 繁華街・伊勢佐木長者町、上大岡を通り戸塚に至る路線ですが、1999年8月29日に延伸区間で ある戸塚〜湘南台間が開業する予定になっています。また3号線は関内から横浜・新横浜を 通り、港北ニュータウンを通ってあざみ野に至る路線で、あざみ野では東急田園都市線に 接続しています。なお、上永谷周辺と新横浜北〜中川あたりまでは地上区間となっています。
 車両基地は上永谷と新羽にあり、1000・2000・3000形の3形式、合計186両が在籍しています。 車両番号の下3桁は、通し番号で付けられているのが特徴でしょう。軌間は1435mm、集電方式は 第三軌条方式で直流750Vとなっています。
 1号線の湘南台延伸が達成されると、1・3号線の総延長は40.4kmとなり、1路線としては 地下鉄の中では最長のものとなります。
 横浜市交は、関東にありながら自動改札の「入場不可」マークが「×」を使っていたり、 列車の駅進入時には必ず警笛を鳴らして入ってくるなど、どこか大阪市交に似た感じがする 地下鉄です。

※写真をクリックすると、各形式の詳細ページに飛びます。


3000形 3000形
走行音(その1)[ytb3000a.ra/172KB]
収録区間:新横浜北→新羽
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO標準型)
※三菱のVVVFに東芝の電動機という組み合わせ。自動放送無しバージョンです。

走行音(その2)[ytb3000b.ra/182KB]
収録区間:センター南→センター北
※自動放送ありのバージョンです。

警笛音[ytbhoon.wav/29KB]
※かなり変わった音色です。駅進入時には必ず鳴らします。

2000形 2000形
走行音[ytb2000a.ra/177KB]
収録区間:センター北→センター南
制御方式:電機子チョッパ制御
※比較的高目のチョッパ音が特徴の車両です。

1000形 1000形
走行音[ytb1000a.ra/175KB]
収録区間:センター北→センター南
制御方式:抵抗制御
※ごくごく普通の抵抗制御車です。


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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年1月25日 最終更新:2009年1月25日
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