〜箱根登山鉄道〜


 箱根登山鉄道は小田原〜強羅間15.0kmの鉄道線と強羅〜早雲山間1.2kmの鋼索線を営業しており、 国際観光地・箱根のゴールデンコースの一部として観光客にも有名な路線です。鉄道線の歴史は 大変古く、1888(明治21)年の小田原馬車鉄道にまでさかのぼります。
 現在は小田急グループの一員となっており、小田原〜箱根湯本間6.1kmは小田急から特急ロマンスカー・ 急行電車が乗り入れ、この区間は軌間1435mmの登山線と軌間1067mmの小田急線の両方に対応した 3線軌区間となっています。車両はモハ1形・モハ2形の旧型車をはじめ、近年投入された1000形・2000形が 活躍中です。
 路盤を固めるため登山鉄道の職員が植えたとされる紫陽花は登山電車の初夏の風物詩として有名で、 夜になるとライトアップも行なわれています。

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モハ1形 モハ1形
走行音(山登り)[htr100a.ra/431KB]
収録区間:箱根湯本→塔ノ沢(2002.02.20)
制御方式:抵抗制御(RMK-106B型)
主電動機:78.3kW×4(SE121-A型、歯車比59:16=3.69、つりかけ駆動)
※登山線では最古参の車両になります。つりかけ駆動の音を響かせて、80パーミルの勾配を 20km弱の速度で登っていきます。なお収録した101+102は、現役最後の東芝製電車です。

走行音(山下り)[htr100b.ra/532KB]
収録区間:小涌谷→宮ノ下(2002.02.20)
※起動音もそこそこに、まもなく急勾配を下っていきます。とても重厚なつりかけ電制の音が楽しめます。 下っているときの速度は25km/hくらいです。個人的にお勧め(笑)

モハ2形 モハ2形
走行音[htr100a.ra/249KB]
収録区間:風祭→入生田(2002.02.19)
制御方式:抵抗制御(RMK-106B型)
主電動機:95kW×4(TDK8180-A型、歯車比59:16=3.69、中空軸平行カルダン駆動)
※モハ2形は2両固定化されたモハ1形に対し、両運転台のままとなっています。現在はカルダン駆動へ 改造されているため走行音は静かです。平坦線での収録です。
1000形 1000形(ベルニナ号)
走行音[htr1000a.ra/405KB]
収録区間:小田原→箱根板橋(2002.02.19)
制御方式:抵抗制御(PE36-B型)
主電動機:95kW×4(TDK8150-A型、歯車比78:13=6.0、中空軸平行カルダン駆動)
※箱根登山では46年ぶりの新車として1981(昭和56)年に投入された車両で、ベルニナ号の愛称が 付けられています。昭和57年度の鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。

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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2002年2月27日 最終更新:2009年1月25日
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